eggonewのブログ

SHINeeオニュ的な

Rainy Blue 26

 

 

 

 

 

2人は朝まで体温を分かち合い
微睡んだ

 

 

やがて、電車の動く時間になり
オニュの授業の時間が近づいた

 

 

「今日はサボってアオといる」

 

 

 

「だめだよ、そんな事したら
今までの信用も台無しになっちゃう

私も、もう帰らなきゃ
いけないし
ね、ちゃんと行って」

 

 

 

通勤客に混じり駅へ向かった

 

 

「オニュ、オニュには
私はどう見えてる?」

 

 

 

「ん?可愛いよ」

 

 

 

「真剣に答えて」

 

 

 

「真剣だよ!
アオは可愛い 綺麗

俺の特別」

 

 

 

「…まだ、愛してる?」

 

 

 

「愛してるよ
本当は帰したくない」

 

 

 

「オニュ、、、
離れていても…
私はいつもオニュのそばにいるよ

滝を見に行った日の事
覚えてる?」

 

 

「もちろん!」

 

 

「私も。

晴れた日も、雨の日も
たくさんのものでオニュとは
繋がってる。

だから…大丈夫だよね」

 

 

 

「アオ?」

 

 

「また、会いに来るからね!
オニュも来てね」

 

 

アオはオニュに抱きつき
指切りをした

 

 

「オニュ、大好き」

家に帰る電車に乗り込み
小さく手を振るアオを見送った

 

 

 

 

 

 

 

 

これがアオと交わした最後の言葉であり
永遠の別れだった