eggonewのブログ

SHINeeオニュ的な

Rainy Blue 25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハアハアと息が荒いまま
アオの頬を両手で包み涙を拭った

 

 

拭いても拭いても
後から涙が溢れてきた

「アオ、大丈夫?」

 

 

「…大丈夫だよ
あんまり幸せで

気持ち良かっただけ」

 

 

瞳に涙を揺らすアオの言葉に
オニュは納得してしまった

 

 

自分の後始末をササッと済ませ
アオの体を優しく拭った

 

 

「お風呂一緒に入ろうか?」

 

 

「抱っこして行ってくれるなら
一緒に入る」

 

 

「お安い御用!」

オニュはアオを抱え上げ浴室へ
運んだ

 

 

広々とした浴槽に寄りかかり
お湯に浸かった

 

 

「アオ、落ち着いた?」

 

 

「うん、ごめんね」

 

 

「話してくれる?」

 

 

 

「…オニュ不足」

 

 

「うん?」

 

 

「オニュと会えなくて…
さみしかっただけ

我慢出来なくて会いに来た

オニュに…
オニュにたくさん愛されて
嬉しくて…

初めて、オニュと…
あの、気持ち良くなったし

それで泣いちゃっただけ」

 

 


「ふーん」

しかし、オニュが触れようとした時
明らかに拒絶の雰囲気が漂っていた
それに、いつものアオならしないような事も
言わないような事も
たくさんあった

あれは一体何だったのか

アオの今の言葉で全て説明がつくのだろうか

考えていると
アオがくるりとオニュの方を向いた

 

 

 

「オニュ、まだオニュ不足
もっとオニュが欲しい」

柔らかな体を押し付けられ
オニュの思考は途絶えた

 

 

 

ピチャピチャとお湯の跳ねる音に包まれ
2人は舌を絡ませ抱き合った