eggonewのブログ

SHINeeオニュ的な

シムのOOPS!③

 

 

 

 

 

 

 

 

リビングにはイチゴと金箔が飾られた
美々しいホールケーキ

 

 


チャンミンが準備した鍋や
焼肉が出されテーブルの上は賑やかだった

 

 

 


オニュが持って来た餅も鍋に
投入され、みんなで箸を伸ばし
楽しく食事をしていた

 

 

 


「チャンミニヒョン!
鍋、ウマーーイ」


「そっか?ありがとテミナ
たくさん食べてな」


ビールを煽り肉を焼きながら
チャンミンが答えた

 


「アッチ!こぼしちゃった!
ティッシュティッシュ!」


目の前に置かれたティッシュ
手を伸ばしたテミンの動きが
止まった

 

 

 


「…あれ?コレ…??」

 

 

 


全員の目がティッシュに集まった

 

 

 


ユノ、チャンミン、オニュ、ジョンヒョン、キー、ミノ、テミン

 

 

 

 


それは、チャンミンが精液をぬぐって
丸めたティッシュが詰め込まれた
捨てるはずの箱であった

 

 

 

 

 


「「!!!!」」

 

 

 

 

 


ユノとチャンミンの視線が交錯した

 

 

 

 

 


「あ、これ、ゴミ」

 


チャンミンがスッと箱を引き下げ
新しいティッシュボックスをテミンに
渡した

 


それきり、その事には触れないチャンミンであったが
しゃいに兄弟は
胸の中で
「テミン!頼む、テミン!!!」


と、テミンが口を開きませんように、と
激しく祈っていた

 


テミンは、わかっているのか
いないのか、その事には触れず
再び肉に取り掛かり
会話もまた、弾みだし
ジョンヒョンのギターに合わせて
歌ったり踊ったりで
楽しいひと時を過ごしたのであった


やがて、帰る時刻になり
玄関で別れの挨拶が交わされた

 


「今日はありがとうございました!
楽しかったです!」


「お~、またな!
気をつけて帰れよ!」


賑やかなしゃいに兄弟が帰り
2人はリビングのソファに腰掛けた

 


一人静かに笑い出すチャンミン
やがて、肩を揺らしダハダハと声を出して笑い始めた


チャンミン~~
あれはヤバいでしょ~
テーブルの上にあのティッシュ
ドン!とあるなんて
おかしいでしょ~?」


「ああ~おかしい!


…ハアッ
うん、捨てるつもりだったのに
うっかりしてたんだよなあ
あいつら、わかったかな?」


笑うチャンミンにつられて
ユノも笑い出した


「どうかな~?


しっかし、あん時は驚いたよなあ~
『ゴミだ』ってチャンミン…」


「そういうしかないでしょ笑
ああ、びっくりしたな
まあ、いいさ


ユノ!ケーキ。食べよっか?」


「おお、食べようぜ!
金箔ちゃんキラキラリ~~♪」

 

 

 

 

 


その頃、自宅に向かうしゃいに兄弟も
その件で盛り上がっていた


「ねえ!!
なんで、テーブルに置いてあったのかな」


「見ろ!って事?」


「こんなに、出るんだぜ!みたいな?」


「しっかし、テミン、よく黙っていたな!
ここ最近で一番の気配りさんだったぜ」


「うん、チャンミニヒョンの目が
怖すぎた
殺す!って書いてあった」

 


「チャンミニヒョンの殺気
凄かったな」

 


「テミンを黙らせる程にな」

 


「しっかし、まあ、テーブルに
置いとくとかどういう神経かねえ!


大物の気持ちは計り知れないよな!
今、思うと笑えるけどな」

 


あははは、あははは、と
笑いながらしゃいに兄弟は
家路に着いた

 

 

 

 

 


おしまい