eggonewのブログ

SHINeeオニュ的な

しゃいに兄弟の砂時計〜キー君の除夜の鐘

 

 

 

 

こんばんは!
寒波到来ですが
皆様、大丈夫でしょうか

 


さて、
しゃいにMJ出演おめでとう!!
楽しかった!
自慢のしゃいにちゃんでした

 


そして、本日
ドーム抽選日


私、どちらか取れてくれればと
5月の東京ドームを2日申し込みましたら
両日とも取れておりました!
ビギナーズラック!


トンでも2日連続は
した事ないのに^^;

 


せっかくのご縁
楽しみたいと思います( b^ェ^)b


当選された皆様おめでとうございます


ダメだった方…
本当に辛いですよね
何度も落選経験ありますので
わかります


この先、どうか、チケットが
来てくれますように

 

 


そんな中
ふと、思いつき
書いたお話


ライブとなんの関係もありませんが^^;


餅つきしゃいに兄弟の続編です


あっさり味です


よろしければ
下からお進み下さいませ


いつも、ありがとうございます


花よりm(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


餅つきというハードイベントを
無事終わらせ
しゃいに兄弟は暖かな
タツに入り込んでいた


正方形のコタツ
男4人が入り込み
お互いにぶつからないよう
複雑に足を折り曲げていた

 


「ねーコタツいつ買うの~?
去年も買う買う言って買わなかったよね?
長方形のでっかいの
買おうよ~」


「だよな、これ、脚もぐらついてるしな
毎年買おうって言って
3年は過ぎたよな」


「まあ、結局使えるしな
きついのは5人の内
2人だけだしな~」


「え~
なんか、今年も買う買う詐欺な予感ー」

 

 


4人がグタグタと話していると
台所からキーの元気な声が
聞こえてきた


「年越し蕎麦が出来たよーー!
お待たせー!」


小さなコタツを揺り動かしながら
4人は飛び出しお蕎麦を運んだ

 


蕎麦を作ったキーに敬意を表して
キーは1人ゆったりとコタツの一辺を占め


残りの三辺を賭け
じゃんけん勝負が行われ
オニュとジョンヒョンがコタツの脚を
挟みつつ無理やり2人で
座るペアとなった

 


「さあ!
今年もみんなでいただきますしよう!」


「「「「「いただきます!」」」」」

 


みんなが一斉に箸を取り
一気に食べ始めた

 


その様子をじっと見守るキー


「…どう?美味しい?」

 

 

 


「「「「美味しーー!」」」」

 

 

 


キーはニコっと笑い
「良かったあああ!
すごいこだわりが詰まった
蕎麦なんだよ、ダシは
昨日からちゃんと作ったし!


お餅も、さっきついたばかりだから
美味しいでしょ?


あと…」


「ごちそうさま!!
あっ!!
やっべ!
ガキ使、終わっちゃう!」


「えっ!
マジで!


やっべえぞ♡
お菓子準備しなきゃ!」

 


「酒もいるな」


「ジュースもね!」

 


「………」

 


キーは黙り込み
黙々と蕎麦を食べごちそうさま、と
呟き食器を片付けた

 


台所で
完食された5つのお皿を見ながら
しばらく立ち尽くし
独り言を呟いた

 

 

 

 


「…美味しかったよ 
すごかったね   キー…」

 

 

 

 


その様子を酒を探して
台所に顔を突っ込んだジョンヒョンが
見ていた

 

 

 


お風呂から上がり
キーが部屋に戻ると
テレビは消され4人がキーを見上げて
座っていた

 


「…何?どーしたの」

 

 

 


「俺たち、バカでごめんな」

 

 


「は?何、唐突に…」

 

 


「これから鳴る除夜の鐘
108回


その鐘が鳴る分だけキーを褒める事にした!」

 

 

 


「…ブッ


ハア⁈
何、それ?」

 

 

 

 


「まあまあ、ほら
キー  コタツに入んな」

 

 

 

 

 


グイグイ、オニュに
引っ張られ無理矢理隣に座らせられた

 

 

 

 


「よーし!間も無く新年だ
この街では新年と同時に
花火をぶっ放すという
非常に近所迷惑な…

 

 

 


いや、賑やかな合図がある

 

 

 


よし!新年を迎え入れるぞ
テミン窓を開けろ」

 

 

 


「えーーー
寒いじゃん、やだよ
窓なんか開けなくても新年来るじゃん
ミノヒョン、お願い♡」

 

 

 

 

 


「ミノ!だめだぞ!
マンネが動かなくて誰が動く!
テミン君
行きんしゃい!!」

 

 

 


「ぶー」

 

 

 

 

 


テミンが窓を開けると同時に
ドン!ドン!ドン!と
ニギニギしい花火が打ち上がった

 

 

 

 


「フォーーーーー!!!
ハッピーニューイヤーーー!!」

 

 

 

 

 


「ねえ!今俺の中を新年が
通り過ぎて行ったー!」

 

 

 


「詩人か!
寒いぞ!閉めろテミン!」

 

 

 


「ぶぅぅーーーー」

 

 

 

 


「さあ、始めよう」

 

 

 

 

 


ゴーン…

 

 

 


微かに除夜の鐘の音が聞こえてきた

 

 

 

 


ジョンヒョンが
「じゃあ、俺から!
キーの蕎麦最高!」

 

 

 

 

 


ゴーン…

 

 

 

 

 


ミノが
「餅が一回焼いてあった!
香ばしくて凄い!!」

 

 

 

 

 


ゴーン…

 

 

 

 

 


テミンが
「いつもの蕎麦つゆと違ってた!」

 

 

 

 

 


思わず笑ってしまうキー

 

 

 

 

 

 


ゴーン…

 

 

 

 

 


オニュが
「キーは朝から
人の10倍働いてた
本当にありがとう」

 

 

 

 

 


ブワッと涙が溢れ出した
キーの頬に左右から手が伸び
頬をぬぐった

 

 

 

 

 

 

 

 


ゴーン…
「今年もキーのお蕎麦
食べれて嬉しい!」


「キーは努力家」


「キーは優しい」


「お肌が綺麗」


「服を貸してくれる」


「服が散らかり過ぎ」


「キーは働き者」


「小言がうるさい」

 

 


「あははは…もう…
なんなんだよ…
もう、いいよ
わかったから!
ありがと…」

 

 

 

 

 


「ダメだ!108回言うんでござる!
はい!次オニュだよ!」

 

 


「…ん」

 

 

 


オニュは剥かれたみかんを
キーに差し出した

 

 

 

 


「あ!!!
オニュヒョン酔っぱらいだ!!
酔っ払いになっちゃってる!」

 

 

 


「ウッソ⁈
あああ、でも
昼からちょいちょい飲んでたからな~」

 

 

 


「…ん」

 

 

 

 

 


「あああ!!
みかんが!
いつの間にこんなに剥いたんだ⁈」

 

 

 

 

 

 


ゴーン

 

 

 

 


「…ん♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「ヒョーーン!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 


狭いコタツを囲み
みんなで過ごせる幸せ

 

 

 

 

 

 


しゃいに兄弟に幸ありますように♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おしまい