eggonewのブログ

SHINeeオニュ的な

しゃいに兄弟の砂時計〜番外編記念日③

 

 

 

 

 

 

番外編〜記念日③

 

 

 

 

 

 

 


「ヒョン、ジョンヒョニヒョン!
キュンキュンバージョンでやって」

 


「無自覚ドンファン

 


「目線もコミュニケーション」

 


「声がお名刺」

 


「変幻自在自在ボイス」

 


「自在が多いぞ」

 


「千変万化ボイス」

 


「カメレオンボイス」

 


「カムフラージュボイス」

 


「カムフラージュ違うべ」

 


「ええ〜、ジョン君恥ずかしなあ、、、」

 


「大丈夫大丈夫、家族だけだから」

 


「ね?ね?やってよ」

 


「うん、、、じゃ」

 


キラキラとした目線に囲まれジョンヒョンは
口を開いた

 

 


「Can I get your・・・・・・・・・」

 


「「「「・・・・・・・・・」」」」

 

 


「みっ     かぁぁぁぁぁぁぁぁぁッンムッ」

 

 


「「「「!⋆.°✩..✩°.⋆?!𓇼♡*゜!」」」」

 

 


「うひゃあぁぁぁぁ!」

 


「キタ━ーーー!!」

 


「間が!!間がヤバい!」

 


「ジョン君、囁きボイス、エッロ!!!!」

 


「痒い!痒ーーーい!!」

 

 

 

 


ミノの周りを引き込むような笑い声が
家中に響き渡り
テミンは胸を掻きむしり
キーは手を叩き笑い
オニュはジョンヒョンの顔を覗き込んでいた

 

 


ジョンヒョンは両手で両目を隠し
大きく口を開け
歯を見せて笑いながら照れた後
いきなりスイッチが入ったかのように
眼を細め、じっ、とオニュを見据え
「すべて脱ぎ捨ててえ〜」と
歌いながら皮を1枚、1枚と
剥いていき突然
「ホイッ!!!」

 


みかんの房をひとつ
放り投げ
瞬時に反応したオニュが
首を仰け反らせ口に納めた


その後、ゼリーの分が無くなるとキーに
とめられるまで順々にみかんを投げ
兄弟でひとしきり遊び
餃子を焼き始めた

 

 

 


台所でキーと並んだテミンが聞いた
「ねえ、記念日って何の記念日だっけ?」

 


「別に」

 


「え、なんもないの?」

 


「まあね。あえて言うなら
久しぶりにみんなが揃った記念日かな」

 


「・・・」

 


「ほら」

 

 

 


振り向いたキーはリビングを見回す

 

 

 


「みんないる」

 

 


テミンもキーと並んでリビングを眺めた

 

 

 

 


「な?良い景色」

 


「ふーん」

 


「テミン、弁当箱出したんだろうな」

 


「あっ!」

 

 


「早く持って来なさい」

 


「はーい」

 

 

 

 

 

 


家族の気配に包まれたしゃいに兄弟の家は
時を重ね、一日、歳を取る

 

 

 


明日も明後日もそれは続くように思われた

 

 

 

 

 

 


おしまい

 

 

 

 

 

 


SHINee、韓国デビュー10周年
おめでとう!!
応援してるよ