eggonewのブログ

SHINeeオニュ的な

天泣 16

 

 

 

 

 

 

家の玄関に着いた時
ハニの胸は激しく鼓動を打っていた

 

カチャリと施錠の音が不吉に響く

 


キーは優しくハニの手を引き
リビングへと誘う

 

ソファに座らせ
ハニに誓約書を見せた


「ハニ、残念だよ 君は誓約を破った」

 

「キーさん」

 

「嘘はつかない」


「本当です、キーさんに思うような気持ちとは全く違います」

 

「認めたな」

 


キーは立ち上がると自分の部屋へ行き
手に何かを持ち戻ってきた

 


「お仕置きだ」

 

細く黒い持ち手の先に平べったい形状の物が付いている

 


馬鞭だった

 

 


パシパシと自分の手のひらに打ち付けながらキーはハニに近寄った

 

 

「...キーさん?」

 


ヒュッと耳の横で
風が唸り鞭が肩にくい込んだ

 


「あっ!」

 

「こんな事はしたくなかったんだよ」

 

キーは鞭の先でハニの胸の谷間をなぞる

 

「脱げ」

 

ハニは逃げ出した
しかし、二、三歩走りだした所で
キーに後ろから飛びかかられ
床に引き倒された

 

「ハニ、約束したじゃないか?
え?そうだろ?なあ?」

 

柔らかなスカートをたくしあげられ
下着を引き抜かれる


ふと、動きの止まったキーに
ハニがこわごわ目を向けると
キーはハニの太ももの柔らかな部分を
じっと見ていた


「キー、さん?」

 

「アザ」

 

「え?」

 

「アザがある ハニ、このアザは何だ」


「し、知らない!知りません!」

 

「俺は付けてないぞ...
誰にやらせた?
え?誰に触らせた!」

 

知らない!
知らない!と言うハニの声は
キーに届かなかった