eggonewのブログ

SHINeeオニュ的な

Odd eye 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シム家とチョン家は地主であり
たくさんの使用人を抱えながら
辺り一帯を耕し街を
発展させていた

 


キリスト教徒であったチョン家が
多大な献金で教会を立ち上げ
シム家でもやがて通うようになりました


教会で顔を合わせた
同じ年頃のチョンユンホさん
シムチャンミンはやがて
気の合う友達となり
お互いの家に出入り
するようになりました

 

 

 

 


シム家では両親とも不在の事も多く
広大な屋敷は遊ぶに十分な広さでした


よく、二人で隠れては
使用人をからかって遊んでいたそうです

 


ある年、チョン家のご両親が
遠い異国の親戚を訪ねる旅に出る事になり
ユンホさんはシム家で
一夏を過ごす事になりました

 

 


二人はそれはそれは喜んだそうです

 

 

 


四六時中、一緒に過ごし
笑っては喧嘩をし
喧嘩をしているのに離れない
やがて、どちらともなく笑い合う

 

 

 


あなたの曾祖父チョンユンホさんの
笑い声は心を満たす温かな
音楽のようだったそうです

 

 

 


ある夜、夏の嵐が一帯を襲います

 

 

 


雷が地面に突き刺さり
光の矢が空を貫く

 


チャンミンが大きなベッドで
耳を塞いでいると
温かな体が潜り込み
彼を抱き締めた

 


振り返ったチャンミン
闇を切り裂く光の中に
ユノを見たのです

 

 

 

 


それは確かにいつも遊び戯れた
ユノでありましたが
闇夜に浮かび上がる彼は
彫刻のように美しく
まるで別の人間のようにも見えた

 

 

 


チャンミン、と呟くと
ユノはチャンミンの手を取り
優しく撫で続けた

 

 

 

 


その刺激に彼の下半身に血が滾り
硬く形を変えていく
何故、そうなるのかも
分からないまま

 

 


ユノはチャンミンを見つめ続け
腕を背中に回し抱き寄せた

 

 

 


硬く形を変えた彼の中心が
ユノに当たった時
チャンミンはユノの下半身も
硬く姿を変えていた事を知り
まるで、いつもそうしているかのように
ユノに覆いかぶさり唇を求めた

 

 

 

 

 

 


二人は雷鳴の轟く一夜
禁断の一線を踏み越えました